生産性中毒のあなたへ。最高の休み方、教えます。

はじめに│休んでいるのに疲れるのはなぜ？

気づけば休むことまで“タスク”になっていませんか？

より素晴らしい一日をつくるために、
スマホで大量に情報収集して、
効率的に気分転換しようとしてる──それ、もう末期です。

現代の病、それが生産性中毒！
「意味のある時間じゃないと不安」「成果がないと罪悪感」。
でも、最高の休み方は“何もしないこと”なんです。

脳が回復するのは「何もしない時間」だった

動いていないと落ち着かない。
“何かしてる感”がないと不安になりますよね。
そんなあなたにこそ、必要なのは「停止する勇気」です。

何もしないことは、怠けじゃなくて回復の技術。

人間の脳は、静かな時間の中で整理されます。
実際、脳科学では「デフォルト・モード・ネットワーク」と呼ばれる仕組みがあって、
私たちが“何もしていない時”にこそ、記憶や感情、アイデアが整理されているんです！

つまり、止まっている時間は「ムダ」ではなく、
頭の中を片づけて、次に進む準備をしている時間。

走り続けると景色が見えなくなるように、
動き続ける思考はやがて混線します。
だからこそ、一度立ち止まることは、
遠回りじゃなくて最短ルートになるんです！

椅子ひとつで、世界が変わる──それがチェアリング

「何もしない」を最も手軽に実践できるのが、チェアリングです！

チェアリングとは、折りたたみ椅子を持って好きな場所に行き、
ただ座るだけのシンプルな外時間。

• 遠出不要
• 運動不要
• 道具も最小限

風を感じて、太陽を浴びて、コーヒーを飲むだけで、
“やらなきゃ”でいっぱいの脳がスッと静かになります。

とにかく負担がないから、毎週気軽に続けられるのもおすすめポイントです！

北山飛鳥

座るだけの時間が頭をすっきりさせて、次に進む準備になるんだよ♪

チェアリングなら、旅行さえももっと自由になる

リフレッシュするための旅行でも、
「どこに行こう」「何をしよう」と考えすぎて、
気づけばスマホの画面の中を旅していませんか？

いまの時代、旅は“調べる”ところから始まって、
“比較”と“最適化”で終わってしまう。
でも、それでは心が休む前に、
情報に疲れてしまうんです。

チェアリングは、その真逆。
目的地も観光スポットも決めなくていい。
ただ「椅子を置く場所を探す」という、
たったひとつの目的があれば、それで十分なんです。

道の途中で見つけた木陰でも、
川のほとりでも、
ちょっと風が気持ちいい歩道の端でもいい。

ネットのレビューも、マップの星も関係ありません。
あなた自身の感覚で「ここがいいな」と思える場所を見つける。
その瞬間こそ、本当の旅情が始まります。

「どこへ行くか」ではなく、
「どこに椅子を置くか」で決まる旅。
それは情報に縛られない、
いちばん自由な休み方なんです。

さあ、今週末は椅子だけ持って出かけよう

次の土日には、何も考えずに出かけてみてください。
スマホはバッグに、予定は頭の外に置いて。

お気に入りの折りたたみ椅子をひとつ。
あとは、風の吹く場所を探すだけ。

静かな時間に、脳は勝手に整理を始めます。
“何もしない時に働く仕組み”が、
自然の音や光の中でいちばんよく動くんです。

止まっているように見えても、
頭の中ではちゃんと“次に進む準備”が進んでいます。
だから焦らなくて大丈夫。

走り続けていた思考をいったん降ろして、
風と同じテンポで呼吸してみてください。
それだけで、
「休み方」を忘れていたあなたの心が、
ちゃんと“休む”ことを思い出すはずです！

北山飛鳥

今回も最後まで読んでくれてありがとう〜！アウトドアってやっぱりいいよね♪

十条ひかり

「チェア活！」にはまだまだ楽しい記事がいっぱいあるよ♪気になるものを下から見てみてね！

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UM@(ゆ～ま)

遊びキュレーター

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これまで買った折りたたみ椅子は40脚以上、毎週首都圏各地でチェアリングをしてます。 椅子一つで人生がちょっと豊かになるかも、な記事を書いています。 【メディアへの出演】 日本テレビ『ZIP!』、FM愛媛『ひめキャン★』、読売新聞のチェアリング特集に出演、WEBメディアで連載他。 感想や連絡、身の上の相談事などありましたら何でもメールください👉 samuraikikaku1@gmail.com